2017年以降のアイテム詳細

(3)1/144小艦艇スペシャル・LCP(L) 141号

浪漫工房初めての1/144の製品、LCP(L) 141号です。
無発泡ウレタンレジン素材(ホワイトをグレーに色付け)の常圧注型(手流し)・アンダーゲート方式による製品です。

LCP(L)141号製品写真

再開した浪漫工房の初めての1/144の製品は、英国の人員上陸艇・LCP(L)141号としました。
以前から1/144に特化したガレージキットのイベントが毎年行われておりましたので、何とか
1/144で比較的短期間で出来そうで浪漫工房製品らしく、しかも他のメーカーと全然被らなそうな
アイテム、という事でこれを選びました。
この型に関してはキット中の組立説明書にもざっくり記述させて頂きましたが、若干補足させて
頂きたいと思います。
この型の書物の資料は「OUTLINES」という洋書のNo.7の表紙写真と中の簡単な2面図、塗装用カラー
側面図のみでした。
それ以外の資料はほぼ全部インターネットで検索して見つかった写真、塗装用カラー側面図です。

このLCP(L)141号(一般的には「号」は付けませんが、製品名に締まりがない気がしたので「号」と
付けました。)の塗装例は組立説明書には「1944年」と書いただけですがノルマンジー上陸作戦で
使われた時の迷彩塗装のようです。「OUTLINES」No.7の表紙の上半分の写真がそれですが、この写真は
上陸作戦前の試験運転の時のもののようです。▼

OUTLINES7表紙上写真

ノルマンジー上陸作戦時の写真や記録映像はカラーのものも含めてかなり多く残されていますが
他にLCP(L)がはっきり映っているものは発見できませんでした。
わずかに、上陸作戦時のカラー映像でLCT等の大型上陸艇の後ろの方にそれらしき姿がほぼ
シルエットで動いているようにみえるものが見つかりました。
恐らく、ノルマンジー上陸作戦の頃は英軍でも既にメインで使われる人員上陸艇は、映画「プライベート
ライアン」でも主人公達が上陸時に使ったLCVP等の、艇正面のRAMP(ランプ)が大きく開くタイプがメインと
なり、このLCP(L)はサブ的に使われたのだと思います。
インターネットで調べても、LCP(L)の実戦時と思われる写真は例えば1942年のディエップ上陸作戦時の
ものに多く見られるようです。
例えば下記ページの上から5番目の写真、ML230機動艇の右舷に数隻写っている写真は割と有名らしく
他のディエップ上陸作戦関係のページでもよく見られます。▼
COMBINED OPERATIONSのジュビリー作戦のページ
この写真のLCP(L)はどれも前期型ながら後期仕様で、運転席後方の覆い部分がエリマキトカゲの様に広がって
います。また、接岸時の緩衝用に艇の周りにロープが垂らされています。
また、この写真のLCP(L)のうち、ML230の前にある艇はマーキングが特殊で、「R-145」という番号が艇の
側面後方に描かれています。他はどれも側面前方に描かれています。

▼本キットを製作・塗装したものです。下の海面ジオラマは別途自作品です。
その下の黒い台はTケースSSの下の部分で、その他は本品部品のみの製作です。

LCP(L)141完成写真1

LCP(L)141完成写真2

LCP(L)141完成写真3

このページの記述は今後、随時書き足してゆく予定です(2018年1月現在)。

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